一物全体(いちぶつぜんたい)

マクロビオティックでは「身土不二(しんどふじ)」とともに、「一物全体(いちぶつぜんたい)」が大切なポイントとなります。「一物全体」とは、「一つのものを丸ごと食べる」という意味です。

根も皮もまるごと食べる

「一物全体」の考えでは、一つにまとまっているもの(種子、実、葉、根など)は、いろいろな面でバランスがとれているとされています。とくに種子や実は、そのまま次の世代を生み出せるほどのバランスと生命力に満ちた、パワーのある食べものと言えるのです。
穀物の皮や胚、野菜の皮には、それ以外のところには入っていないビタミンやミネラルが多く含まれていることがあります。昔は、野菜の皮や芯などの硬い部分は消化に悪く、栄養があまりないとされてきました。ところが、最近は食物繊維が豊富に含まれるため、腸の健康に役に立つという見識がなされるようになりました。
マクロビオティックでは、何でも丸ごと食べたほうがいいと教えています。だからといって、米ならモミごと食べましょう、というわけではなく、現実的に可能な範囲の中で、玄米や胚芽米にしていただくのが良いとされます。
穀物は、できるかぎり精白せず、葉菜なら芯や根っこも工夫して食べ、根菜はよく洗い、皮をむかずに調理することを推奨しています。そのため、皮にしみこんでしまっている残留農薬の恐れのある食品ではなく、きちんとした有機栽培の食品を選ぶということがマクロビオティックの第一歩かも知れませんね。

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