旬の有機野菜が良いワケ

有機栽培の野菜と、化学肥料で育てられた野菜との味を食べ比べてみると、まったく味が違うことが分かります。マクロビ以前に、有機野菜をとる意味を考えたいと思います。


ことあるごとに取り上げられているので、野菜の栄養価が減ってきていることはご存じですよね。例えば、よく引き合いに出されるほうれん草ですが、100g中の栄養分を表す日本食品標準成分表の数値には、こんなに変化があるのです。

ほうれん草の栄養価推移

  ビタミンC 鉄分
初版(昭和25年) 150mg 13mg
四訂版(昭和57年) 65mg 3.7mg
五訂版(平成17年) 35mg 2.0mg

数字で見ると、そのヒドさは歴然ですね…
野菜を健康のためにと一生懸命とっても、実はただ空腹感を満たしていただけ、ただの水分補給になっている、なんて状態なのです。

だからこそ有機野菜

収穫量を多くするために農薬や化学肥料を大量に使用したことで、土壌の生態系が崩れていたり、大量生産に適応できるような品種改良を繰り返してきたことなどが、野菜の栄養価を下げてしまった原因と考えられます。
ほかにも、一年中食べられる野菜が増え、旬のものではないものを食べるようになったことも、味や栄養が低下した要因のひとつだそうです。野菜は旬の時期にその栄養価が最大値になるため、旬でない季節外れの野菜を食べても、栄養がそれほど取れていないということなのです。
また、恐いのは過度の化学肥料を利用したことで、野菜中の窒素濃度が高くなっていること。窒素は野菜が育つために大切な養分のひとつですが、窒素過多になっているため、それが野菜の中に残っていると、その野菜を食べた人のカラダに悪影響があるというのです。
見た目は色鮮やかでキレイなのに、実は栄養価の低い野菜が市場に出回っているというのが現状です。そのため、マクロビ以前に、どうせ食べるなら栄養価の高い有機野菜を選びたい、というわけです。さらに、野菜の旬を知り、なるべく旬の物を取り入れていく工夫も欠かせません。
確かに有機野菜は高いけれど、マクロビの一物全体を取り入れれば、葉も皮も丸ごと食べられるのです。今まで購入していた野菜量を半分に減らして、料理法を工夫すれば、予算を変えずに栄養価の高い食事が手に入りますよ。

サブコンテンツ

このページの先頭へ